半年ほど前に、「「基本文法から学ぶ英語リーディング教本」(通称「黄リー教」)を勉強し始めたことを書きました。
2ヶ月半かけて終了した後、仕事忙しくなってこのBLOGにはアップできてなかったのですが、感想など共有させてください。
何らか皆さんの参考になればと思います。
どうだった?
めっちゃおもしろかったですよ!
時間もかかり「重かった…」が正直な実感ですが、手応えあります。
TOEICにも、じわっと役立つ思います。
読了後、間が空いてしまいましたが、以下レビューしますね!
本屋で購入したのが7月1日。週末だけやって、完了するのに7週間かかったことになります。
正直「重かった、、」が実感ですが、手応えあります。
以下、シェアします。
🔹このブログ記事を読んでほしい人 |
・この本を「これから買おうかな」と迷っていう人。 ・途中で、「あれ、俺なんでやってるんだっけ?」と、道に迷いかけの人。 |
目次
1)きっかけ(自分の場合)出発点
2)この本が適する人は?
3)ボリュームは?(所要時間)
4)特徴・自分の琴線に触れた点
5)効果・今後
1)きっかけ・出発点 自分の場合
今回「黄リー教」を取り組んだきっかけは、TOEICのパート7の伸び悩みです。
・理解しきれていない
→ 内容が頭に入ってこない → 時間不足
→ 早とちり
を解決したいと思いました。
「小手先のTOEIC対策ではない英語力を養いたい」と思ったのです。
集中力を欠いてくると、いつの間にか文を目で追っているだけて、英語が頭に入っていないことがあります。
「回路」ができきっていないからだと思いました。それをシュアーなものにしたいというのがきっかけです。
2)この本が適する人は?
著者は、「英語初心者にもいい」と言いますが、一通り文法の勉強を経た人でないと、効果的に勉強できないと思いました。
TOEICで言うと、500点以上は必要ではないかと思いました。
上は満点の人も絶対面白いはずです!!!
3)ボリュームは? 所要時間(自分の場合)
私は、週末にまとめてやりました。
書かれている質問は全部やりましたよ!
2日間(土・日)x 3時間ずつ x 7週間 ≒ 45時間 というところです。
4)特徴・自分の琴線に触れる点
どんな本? 一言で言うなら、「構文」の本
ジャンル的に言うと「構文」の本です。
「文法」の本と言ってもいいのですが、より、単語間の相互関係に着目して説明しています。
先生の言う「品詞/働き/活用の相互関係」=「Frame of Reference」を理解することで、英文を理解する、というものです。
以下の3段階を積んでいく感じです。
1)読んで理解する。
2)質問を答える(それを通じて整理して覚える)
3)「Frame of Reference」に沿って、いわゆる「品詞分解」的なことを、この本独自に工夫された方法論で実践する。
これで、正解に至る回路を頭の中に作っていくのです。
「黄リー教」は、従順を求める。
少々冗談ぽく書きましたが、
方法論については、疑いを排除して、やってみましょう!
実際読んで欲しいのですが、
品詞は多重構造になっているので、この工夫された方法論が有効なのです!
信じて、何度もやってみて、身につけて、初めて生きてきます。
「黄リー教」は、中途ハンパを許さない。
単語の集合としてぱっと見で「こんな意味かな?」というような「フィーリング英語」を許しません。
正解に至る頭の働きとは、「正しい読み方がわかる頭の働き」ではなく、「意味が通っていてもその読み方は構造上できない」の判断の積み重ねです(コラム3より)。確かに!
「黄リー教」の整理の仕方。
例えばですが、「ing」が出てくるとき、
「ingの可能性」は4つだけ、進行形/動名詞/現在分詞形容詞用法/分子構文と言い切ってます。
普通に勉強すると、現在進行形は「be + -ing」、動名詞は「-ing」・・・って1個ずつ勉強していきますが、
「-ing」の方から、「この4つの可能性しかない」と言う整理の仕方はしないですよね。
しかし、実際に英文を読むときの頭の中の働き方は、
「-ing」って記号が目に入って、頭の中で「この場合のingの働きは…動名詞だな…」って、こう言う働き方をしていると思います。
なので、この学び方、有効だと思うのです。
「黄リー教」の逃げ方
しかし、英語は「言葉」です。生き物です。
日本語で同じですが、日々変化し、時代によって変わりますが、みんなが使うことで「判例」のように共通認識化・ルール化されます。その意味で正解はふわっとしています。
なので、この本の中でも「辞書を見てください」と言います。
それで、「この使い方はありえない」を判断する必要があると言います。
これ、なんか面白いですね!
ロジカルに言い切れないのが生き物たる言語ですね。
5)効果・今後
多分、じわりと効いてくるのだと思ってます。
単語帳を勉強すれば、即効性があると思いますが、この本の勉強の効果を測定するのは不可能でしょうが、効いている気がします。
「黄リー教」終了後、間が空いてしまいまたが「基本文法から学ぶ 英語リーディング教本 実践演習」を購入して、構文分解を始めました。
簡単だと思って、ノートに品詞分解?をしてみても、意外と間違えているものです。
完了するまでもう少し。
これ楽しみたいと思います。
ネイティブでない英語学習者は、
ロジカルに英文解釈を理解して、頭の中に構築するのが近道だと私は信じています。
それにこの本は最適ですと自信を持って言います。
信者として(笑)、もう少し楽しんでみます!
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