ChatGPTで、音声認識させて英会話の練習やってみた【Voice Control for ChatGPT の使い方】

目次
1. 「スピーキング力」を、インタラクティブに気軽に勉強する方法
2. 「Voice Control for ChatGPT」ってどんなもの？
3. インストール方法
4. で、どうなん？　コツは？　効果は？

1. 「スピーキング力」をインタラクティブに気軽に勉強する方法は

スピーキング力を、低コストで鍛える方法ってないでしょうか。

今までは、リアルに対人で鍛えられる「オンライン英会話」が最有力候補だったと思いますが、
デメリットとして
・費用がかかるし、
・人が相手なので、ちょっとニガ手・・・
・開始するにあたってのハードル（手続きの面倒さ、お試ししづらい）
がありますよね。

で、流行りのChatGPTで、音声の会話はできないものか、
調べてみました。

で、現時点、一番良さげなのが、
「Voice Control for ChatGPT」を使う方法のようです。
みてみましょう！

2. 「Voice Control for ChatGPT」ってどんなもの？

この「Voice Control for ChatGPT」を使えば、音声認識してくれ、音声で返答してくれます。
英会話の相手になりうるわけなのです。

「スマホ」のアプリでできればベストなのですが、今のところスマホで使えるものはなさそうです。現時点の最善解としては、「Voice Control for ChatGPT」です。

パソコンが必要になってしまいますが、
クロームの「拡張機能」として取り込むことで使えます。

（拡張機能って、これです↑）

3.　インストール方法

では、インストール方法です。

パソコンで、Voice control for Chat GPTをググって、
「Chrome に追加」を選んでください。

で、「拡張機能を追加」を押すだけです。

クロームを見てみてください、こんな感じでクロームの拡張機能に追加されました。

では、準備ができた所で、早速Chat GPTにアクセスしてみましょう。
ググって、サイトに行ってください。

すでに、Sign up 済みでしたら、Log inしてください。
（Sign upまだの方は、登録してください。無料の方で。）

Log inしてみると、、こうなってます。

では、早速。
マイクボタンを押すと、キチンと、しゃべったことを文字にしてくれます。

そんで、
マイクのボタンの横が、言語の切り替えです。
自分は、差し当たり「English(UK)」にしています。

その横の緑が、スキップボタン。
ChatGPTが、長々としょーもない話をしている時に「もういいよ…」と押すボタンです。

その横の青が、設定です。
Read aloud speedで、しゃべりの速度を変更できます。
Voice preferenceで、声を男性にしたり、女性にしたり、色々できます。

 

4. で、どうなん？　コツは？　効果は？

やってみた感想です。

まず、ChatGPTが結構おしゃべりです。
ディテールまで一気に話すタイプの人間（機械）です。
なので、テンポのいい会話のキャッチボールにはなりません。

なので、「もうわかったよ！」と思ったら、遠慮なくスキップしましょう。
（有無を言わさず、スキップボタンを押す）

話をこっちの言葉で遮ろうとして、”Please speak briefly”とか、
とマイクボタンを押して（あるいはスペースキーを押す）言おうとしても、
Chat GPTが自分でしゃべっていることを、自分で取り込んでしまう、
という、困った状態になります。
（ある種の不具合ですね。いずれ解消してくれると思いますが。）

あと、やってみて、最大の困ったことは、
「話すことがない。。」ってこと。

そもそも、「人じゃない」ので
「休みに何してんの？」とか、
「どこ出身なの」いう会話が成立しない。。

数年前に、家にグーグルホームが来た時、
「なんか面白い話してー」みたいなことをしたけど、
すぐ飽きちゃったのに近いですね。

「XXってどう思う？」
みたいな質問には、
「As an AI language model, I don’t have personal preferences or the ability to form opinions,・・・」
みたいな、つまらん回答になり、
会話が深まる感じがしないんですよね。。
自分の英語能力不足や、会話の能力不足のせいなのでしょうか。。

また、ChatGPTの情報は、最新のものにアップデートされているわけではないので、
最新の話ができるわけでもなく、ちょっと楽しみにも欠けますね。。